夫婦で意見が合わない!お互いに歩み寄れる良好な夫婦関係を作るには【夫婦カウンセリングケーススタディ6】

夫婦で意見が合わない

こんにちは、夫婦カウンセラーの緒方リサコです。

突然ですが、あなたにとって結婚の決めては何でしょう?

「 一緒にいて楽」
「 安心感がある」
「趣味嗜好が合う」

などでしょうか・・・。

この人とは幸せになれる、この人と幸せになりたいと思い結婚を決意されたにも関わらず、現実は笑顔の日々ばかりでは無いですよね。

それどころか、意見が合わず対立した時などは、

「どうしてこうなるの?」
「全然わかってくれない!」
「なんで結婚したんだろう?」

と涙されることさえあったり・・・。

でも、冷静になってちょっと立ち止まってみれば、何事もなく平穏に毎日過ぎる夫婦生活なんてあり得ないという事も頭では分かっていられるはずです。

では、違う意見や考え方を持つ2人だからこそ起こり得る対立はどうすれば良いのでしょう?

意見が合わなかったときに何を心得ていれば、お互いが納得できる解決策にたどり着くことができるのでしょう?

今回カウンセリング事例をご紹介するEさんは、意気投合から結婚を即決されたのですが、いざ夫婦生活がスタートするとケンカばかりの日々となってしまわれました。

Eさんの事例を通して、幸せ満開のはずだった夫婦生活が悲しみや怒りになってしまわれたときに、笑顔を取り戻される参考となれば幸いです。

ご相談者さまのプロフィール

これまで結婚に慎重であったが、運命的と思える男性と出会い、3ヶ月で結婚。
その後、意見の違いからケンカが絶えなくなり半年で別居。
程なくして夫より離婚を切り出される。

実際のカウンセリング内容:意見のすれ違いから大きな問題に発展することも

カウンセラー緒方
「出会ってから3ヶ月で結婚を即決できたポイントって何だったのかしら?」

Eさん
「今まで付き合った人にはない心地良さ、安心感があったからこの人とならずっと一緒にいられると思ったからです。
主人も私と同じ感覚だったようなので結婚を決意しました」

カウンセラー緒方
「そんなお二方が結婚された中、その後短期間に何が起きた感じ?」

Eさん
「些細なことでのけんかは毎日ありましたが、家の購入で意見が対立したのがきっかけで、夫が家を出て行ってしまいました。
彼は私がそんなに怒る人だとは思っていなかったようです・・・。
その後、出て行った夫より離婚したい旨の手紙が送られてきました。
会って話がしたいと返信すると、2人では感情的になるので第三者を入れて会おうと連絡がきました」

カウンセラー緒方
「そうだったのね。
Eさんはご主人と会われるとしたら、その時何を話したいと思われている?」

Eさん
「分かりません、今会うのは怖いです。
今までは謝ってなんとか元のさやに収めようとしていましたが、それも違うかなと・・・」

カウンセラー緒方
「そう、ご主人のことが怖いのね。
だから、その場を回復させようと何はともあれ謝ってみえたわけね。
怖いからこそ、そのような対処をせざるを得なかったEさんのお気持ち、どんなだったかと思うと・・・。
仕方なくそのようにされてきたわけだけれど、その時って誰の軸で生きていることになりそうかしら?」

Eさん
「正にそうなんです。
これまで主人の軸で生きてきたかなと思います」

カウンセラー緒方
「そうなりそうよね。
ご主人は、Eさんのことを何でも自分のいうことを聞き入れる人って思ってられそうですものね。
短期間での結婚だったけれど、お互い将来のことはどんな風に思われての結婚だったの?」

Eさん
「将来については話したこと無かったかもしれません。
全然違うってことが結婚後家を購入する時にやっと分かりました」

まとめ:お互いの意見を擦り合わせる時間が大切

Eさんのように結婚前、十分な時間をとってお互いの意見を擦り合わせる時間がないまま、短期間の心地よさや安心感で結婚を決意されると、思わぬところで大きな問題に発展しかねません。

直感も時には大切なこともありますが、お互い愛し合って他者と生活を共に歩んでいくという“結婚”において何より大事なのは、

「相手の違いを知りたいと思う心」
「相手の違いを受け取ろうとする心」
「自分のことを知ってもらいたいと思う心」

ではないかなと私は思います。

Eさんご夫妻の場合、“愛する”ではなく“好き”の域で夫婦生活をスタートしたのかもしれません。

時にはケンカをしたり、将来のビジョンをワクワクしながら話し合う中で、“私たち2人なら将来何が起きても、お互いを尊重し合い歩み寄りながら愛を育んでいくことできるね”と確信に繋がる気がします。

是非お互いの違いを知る時間の積み重ね期間を持っていただけたらと思います。

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ABOUT US
夫婦カウンセラー緒方リサコ
47歳のときに22年間の結婚生活にピリオドを打ち、子連れ離婚する。熟年・調停離婚になったことから息子の心理状態に影響し、親子関係が悪化。これを機に、アドラー心理学(親子関係・家族関係)、発達心理学(主に児童・青年心理学)を学び実践をスタート、息子との関係を改善させる。その後、カウンセリングを始め、さらにパートナーシップについての独学を続ける。 離婚から5年後の52歳で、新しいパートナーとステップファミリーとなることでの日々の充実や成長を経験し、パートナーシップの大切さを自分自身でも強く実感する。長く幸せなパートナーシップを築くためのサポートができたらとピリアロハカウンセリングを設立。現在は東京代々木のカウンセリングルームを中心に活動。