今回は、より良い夫婦関係:《双方が『聞き上手』へ》というお話をさせていただきます。
あなたは『聞き上手』という言葉へのイメージはどんなものがありますか?
コミュニケーションは『話すこと/聞くこと』あってこそですが、
どちらが大切なのかといえば…
そうです、『聞くこと』です。
私の知る中で、幸せなパートナーシップを10年以上、長くて40年近くもの時間を築いてこられた方々は、ご夫婦どちらも聞き上手でアサーティブなコミュニケーションをされています。
そのようなご夫婦達にお話を伺うと、もちろん当初は喧嘩を繰り返してしまったり、離婚を考えたことも何度もあったのに、コミュニケーションを変えることで関係が改善されていった…と話されていました。
そこで私自身も、「彼らのように聞き上手になれたら」と【あること】を意識して行うようになって、その後の人付き合いが変わり熟年離婚後の新しいパートナーとの関係構築に役立ちました。
私が意識して行った【あること】については、今日から3日間に渡って詳しくお伝えさせていただきます。
このような経験から、カウンセラーとして「コミュニケーションを改善したい」とご相談を受けた際には、ご夫婦共に“聞き上手”になっていただけるようにとサポートをさせていただいています。
ただ、ご夫婦一緒にカウンセリングにお越しになる場合は良いのですが、お1人でご相談の場合だと、
「なんで私が夫(妻)の話を聞いてあげなきゃいけないのか」
「夫(妻)の話し方が変われば、私だって上手く聞けると思います…」
「私の話を聞いてもらいたいのに!」
と、パートナーは変わらないのに、ご相談者さまのみが、聞く技術を磨く、ということに抵抗を持たれる方がいらっしゃいます。
あなたはいかが思われるでしょうか?
私自身の経験から、まずはあなたから聞き上手になっていただけたらと、
聞き上手になっていくことのメリットについて動画でお話させていただきました。
この考え方を聞いて、「聞くスキルを高めてみよう」と思われましたら、動画の後編でご紹介する『聞き上手とはどういう状態なのか』もご参考いただければと思います。
普段のコミュニケーションでも活かせるある法則をお話していますので、ぜひそちらもお試しください。
会話レスな夫婦でも、今すぐ『聞き上手』になるための考え方
いかがでしたでしょうか?
少しでも“聞くこと”の大切さがお伝えできていたら嬉しいです。
今回お伝えした聞き上手のメリットを得ていただけるように、残り2日間の動画ではカウンセリングの技術や考え方をご紹介いたします。
次回は“聞く”から発展して、“聴く”ことについてになります。
私がカウンセラーとして“傾聴”させていただいてきた経験も交えながら、ご夫婦間においても傾聴を活かす方法を紹介いたします。
夫婦コミュニケーショントレーニングのご案内
今回お届けした動画の内容をはじめ、コミュニケーションのワークを通じて、緒方がフィードバックをさせていただくトレーニングを行っております。
夫婦関係はもちろん、親子のコミュニケーションにも役立てていただいており、ご興味がありましたら下記詳細ページをご参考ください。
動画へのご意見・ご感想をお寄せください
動画へのご意見・ご感想や、今後聞いてみたいこと、気になるテーマなど、下のコメント欄に自由にお寄せください。
※内容への回答・返信はいたしかねますため、予めご了承ください。
緒方先生、いつも有意義な動画をありがとうございます。
ここのところのお話しすれている動画を見まして、スッーと理解出来ております。
次お会い出来る時には、現状より格段に良くなって、いいご報告が出来ることを楽しみにしております。
お身体にご自愛くださいませ。
THさん
コメントありがとうございます。
お伝えしたいことをご理解くださり、
そしてコメントまで頂戴し、嬉しいです。
動画をご活用いただき
THさんが日々穏やかにお過ごしになられますこと
お祈りいたしております。
お寒さ厳しい折、THさんも呉々もご自愛くださいね。
なるほどメラビアンの法則は、夫婦間ではそのように使うのですね。
私が以前言語学関連で、言語情報が7%くらいだと読んだことがありますが、うろ覚えだったので、先日適当に「7%とかそのくらい」と言ったら、本当にピッタリ7%でったので、嬉しかったです。
煉獄さん
コメントありがとうございます。確かに、先日ビンゴ!でしたね。ご存知の法則をより効果的にお使いいただけたらと思います。