ペアカウンセリング(夫婦一緒・結婚前)の流れ・特徴

夫婦関係のご相談や結婚前のご相談に、お1人でお越しいただくことが多いのですが、

    妻/夫が第三者に入ってもらう(カウンセリングを受ける)ことを望んでいる

    1人でカウンセリング受けてみて、妻/夫にも来てもらった方が話が早いと思うので、2人で一緒に受けたい

    結婚を考えているけど2人の考えを客観的に見てもらいたい

というような場合、男女お2人でお越しいただくこともあります。

男女2人で一緒にカウンセリングを行うことで、お互い感情的になってしまい伝えられない本意を伝え、わかり合えるようになり、カップル・ご夫婦2人で今できること、すべきことが分かり始めます。

さらに、そのカウンセリング情報からお2人に合わせて、継続的に良いパートナーシップを作るためのコミュニケーション技術も並行してお伝えしていきます。

ただ、男女一緒のペアカウンセリング(カップルカウンセリング)を受けて頂く際に、抱えてしまわれる疑問として、

    いつも私たち2人で会話しても喧嘩になってしまうし、いくら第三者が入ってもうまくいかなそう・・

    カウンセラーが女性なので、女性同士が味方になってしまうのでは?

    他でカウンセリングを受けた時は1人だったのでイメージできるけど、2人でどのように進めるのかを知りたい

という声をいただきます。

そこでこのページでは、このような声に答えるために、男女一緒に行なうペアカウンセリング(カップルカウンセリング)の流れをまとめてみました。

注意:結婚前に男女一緒に行なうカウンセリングは、夫婦間で行なう内容に含んでいるため、以下は夫婦関係としてご説明いたします。

ペアカウンセリング(カップルカウンセリング)の流れ

下記のステップのように初回面接、継続カウンセリングとご希望に応じて進めてまいります。

夫婦の個別面談 【初回45分無料】

ご夫婦どちらかがペアカウンセリング(カップルカウンセリング)を希望されても、「夫(妻)とカウンセラーが味方となり一方的に色々と言われるのでは?」「パートナーに言われたから来たけれど何をするのか不安」という場合が多く、パートナーの準備ができていないことがあります。

そのためまずはペアカウンセリング(カップルカウンセリング)の前に客観的かつ中立的に対応できるようにさせていただくため、ご夫婦それぞれ個別にお話を伺っております。(※初回45分の個人面談は無料です。)

この際に、ご夫婦それぞれから事実の確認、夫婦生活、夫婦間においての不満や不安、将来のビジョン等について伺い、その内容をベースに次のステップに入っていきます。

ご夫婦で温度差がある場合

自身が別れたくない、パートナーが別れたい等、温度差がある場合、次のステップで話し合いに前向きに参加して頂けると判断させて頂くまで調整させていただくことがあります。

 

個人面談の内容によっては、ペアではなく個人カウンセリングをお勧めさせていただく場合もございます。面談後の状況に合わせてペアカウンセリングのお申込をご検討いただくこともできますので、お気軽にご相談ください。

夫婦問題解決・関係修復

次の3つの順番でパートナーの不倫、別居や離婚の危機、セックスレス、育児や教育方針の違い、不妊治療周辺の諸問題等、短期的な解決へ向かうように進めながらも、日常のコミュニケーションの改善も図ります。

1:すれ違いの翻訳を行いながら、お互いが納得できるゴールの設定

すれ違ってしまっているということは、「悪いのはどちらか?」または「私が正しい」「俺が正しい」という状態になり真の解決に至りません。

片方のみ歩み寄りを行ったとしても、一時的には良くなるかもしれませんが、いつかは負担が積もって上手くいかなくなるため、”お互いが”歩み寄れるようになることが大切です。

このステップでは個別にお聞きした今までのケースから、夫婦での会話・コミュニケーションの翻訳を行わせて頂き、ご夫婦が歩み寄り納得できるゴールを見極め、共有します。

2:ゴールイメージの共有のための情報提供

現在ご夫婦が抱えていられる問題のみならず、1で設定した夫婦で新たに決めたゴールへ進めるためには様々な問題が発生してくる可能性もあります。

今後どのような問題が起きても冷静に対処できるように、夫婦間だけでなく、親子・ご家族等、多角的な視点・中長期的な視点から、個別面談で頂いた情報を踏まえ新たな情報提供を行います。

特にこのステップでは、私自身の経験だけでなく様々な事例を通じて、ご相談者さまご自身が、ご自分の日常の在り方やゴールをイメージしていただけるように進めていきます。

3:ゴールへ向かうための対話技術のサポート

問題が起こりやすいパターンをご相談内容から踏まえ、ご夫婦で設定したゴールへ向かうためのコミュニケーションの技術をお伝えします。

例えば、男性は解決志向、女性は共感志向と言われるように、このような男女の違い等を踏まえ、お互いを尊重し対話できるように助言をさせていただきます。

このような技術を踏まえた対話の積み重ねが、自分のためだけでも、相手のためだけでもなく、”お互いのために”行動を起こせるようになり、幸せなパートナーシップ(相互依存関係)の構築へとつながります

カウンセリング継続について

•ご相談者さまの状況や関係性により、回数を重ねて問題に深く向き合う場合があります。

•カウンセリング後の状況のフィードバックをいただき、ご夫婦でコミュニケーションの効果的な改善のために継続されることも可能です。

•ペアカウンセリング時に得た新しい情報・考え方に触れ、お気持ちや思考の整理のために個人カウンセリングでサポートさせていただくこともあります。