夫婦カウンセリング 45歳男性&41歳女性
この事例は他の事例に比べて、ご夫婦2人の情報があるためとても長くなっておりますが、『夫婦関係を良くするためのヒント』が沢山入っています。 そのため、下記の『プロフィール』『相談者の状況』をお読み頂き、もし似ている箇所が少しでもありましたら、現在お悩みの解決につながりますので、ぜひ最後までお読み頂けたらと思います。
ご相談者さまの簡易プロフィール Kさん(夫) 年齢:45歳 職業:自営業 Yさん(妻) 年齢:41歳 職業:自営業 |
ご相談者さまの状況
Yさんの自己分析
- 強弱で言うと 強。
- 本音で付き合える友人は深く狭くのタイプ。
- プライベートの付き合いに関しては、人の好き嫌いがハッキリしている。
- 感情が分かりやすい。
- 簡単には心を開かないが、お互いに分かり会える合える人間には心底、心を許す。
- 些細な事を気にする。
- 気が効く部類。
- 社交的でウケは良い方。
- 人からどう見られているかが気になる。
- プライドが高い。
- 向上心は有る方だと思う。
- 情に熱い厚いと思う。
- パートナーに依存するタイプ。
- 一本筋は通っておらずブレる。
- 女性としての感覚は いくつになっても失わない様に心がけているつもり。
Yさんから見た夫のKさんの分析
- 強弱で言うと弱。
- 友人は広く浅くのタイプ。
- 人付き合い全般があまり得意ではない。
- “怒 ” 以外の感情は激しく表さない
- 心を開くか開かない では無く 自分をつくろわない。
- 些細な事は気にしない。
- 全く気が効かない。
- あまり社交的ではない
- 人からどう見られているかはそれほど気にしない感じ。
- へんなプライドは高い。
- 特に向上心を感じた事はない。
- 情には薄い感じで冷めた感じがする。
- パートナーには全く依存しないタイプ。
- へんに一本筋が通って頑固な厄介さがある。
- 男性としての魅力は 今は思い浮かばない。
さらに、カウンセリングにお越しいただく前の現在までの状況も、下記のように事細かく書いてくださっていた。(一部、修正しています)
お越しいただく前までの状況・夫婦関係について
夫とは2006年入籍、その3年後程に男性不妊がわかり数年間の不妊治療の末、待望の子供に恵まれました。 2年程前に現在の新築を購入したが、それまでは夫の実家近くの夫所有の家に住んでいました。 夫は家業の会社に務めています。 現在、貯金はありませんが暮らしぶりには満足させてもらっています。 私は不妊治療を始める前までマンションの小さな一部屋で美容系のサロンをしていました。 出産後、息子が育てやすい赤ちゃんだった事もあり、昨年の秋頃から自宅で教室を始める夢に向かって、昨年秋頃から月一度のスクール通い、月数日は単発の講座などを受講しています。 夫は賛成し応援もしてくれています。 夫は普段、優しく温厚で人当たりも良く物静かなタイプ。 ですが 私しか知り得ない夫の豹変ぶりに悩んでいます。 結婚1年くらい過ぎたあたりからだったと思いますが、喧嘩になると話し合いが出来ないタイプと言う事がわかりました。 いきなりスイッチが入ったかの様にキレ出し、普段の人柄からは想像出来ない様な豹変振りで、物凄い口調の暴言と多少の暴力も加わります。 昨年末に物凄く激しい喧嘩になり、いつものパターンになってしまい、私は肩や腕に軽い痺れが残り翌日は外科を受診した程でした。 幼い息子を目の前にしても行動は変わらず、今まで以上に怖くなりました。 またその様なひどい喧嘩の後は暫く家に帰らなくなったり、もしくは深夜に帰宅し早朝に出かけたりと私と顔を合わせない様になります。 以前の住まいがまだ空き家なので自由に使用出来る状態です。 そんな状態になってしまう時には、1週間~10日くらいで私から和解を求め、何とか修復してきました。 夫から和解して来る事は一度もありません。 今現在も同じ状況になり、私と息子が寝ている深夜に帰宅するので全く顔を合わせる事はありません。もう5日目になります。 息子にまで会わずにいられる神経がわからず、今の私の気持ちは、何だか冷めた、諦めているという感じです。 私は自分の気持ちや考えを相手に伝え理解し合っていきたいタイプなんですが、夫は真逆のタイプです。 妊娠をきっかけにSEXも激減し、昨年末の大喧嘩から夫は別の部屋で寝る様にもなり、レス期間は9ヶ月程になるかもしれません。 そしてそれは私の中ではとても大きな問題になっています。 今回の喧嘩の原因のひとつでもあります。 喧嘩になる原因としては 私の苛立ちが多いのかと思います。 私が真剣に悩み事として自分の気持ちを冷静に伝えても 夫とは意見の交換が出来ない。 心も身体も触れ合わない夫婦関係を疑問に感じてきました。気持ちが深まり合うどころか逆に溝が深まる。 元々スキンシップを大事に考える私と、そうでない夫との温度差に疲れて来た。(今は息子が居てくれて愛情や温もりも感じられ息子が宝です。) 夫の気持ちや考えがわからず一方通行で嫌気が指しています。 険悪な雰囲気になると1週間でも殆ど会話はせず 私は目を合わせるのも嫌になります。 本性を知ってしまってから、心の何処かで軽蔑している部分もあります。 今は私に収入もないのですぐに離婚は出来ませんが、このままの状態が繰り返されるのならお互いの為にも、もし私が働ける状態になった時には離婚の選択も有りだという事も伝えてあります。 ですが 息子の事を考えると 決断は難しい気もしますし経済面の不安も有ります。 離婚によって自分の夢を捨てなくてはならないのかと考えると、そういった意味でも悩んでいます。 |
ここまで初回から書いて頂けていることも珍しく、カウンセリングは限られた時間であるため、進めやすくなります。
ただこのKさんに関する情報は、あくまでもYさんからの視点なので、参考にさせていただく程度で、夫のKさん側の考えをニュートラルに汲み取ります。
実際、夫のKさんはYさんとは温度が違い、Yさんに仕方なくきた連れてこられた、という状態で、18日間ぶりに2人は会ったということでした。
といってもより良くなりたいということはお2人とも間違いなく、カウンセリングに臨むことになりました。
カウンセリングでの対応
夫婦一緒のカウンセリングの流れはこちらからご確認頂けます。 この流れに沿って、今回のKさん、Yさん夫婦のカウンセリングを行いました。
ステップ1. 夫婦関係に関する質問をヒアリングシートに簡単に書き出して頂きます。
ここでは、ヒアリングシートにて結婚、夫婦関係に関しての質問をさせて頂き、その回答から、その場で質問を考えて、お互いの考えを掘り下げていきます。
下記は、ヒアリングシートの中で、どなたにでも聞いている内容になります。(その場でキーワード、フレーズ程度でも書いてもらっています。)
このステップでも、上記の予め頂いていたメールと同じく、Yさんは書くことに慣れていることもあり、下記のようにすらすらと書いて頂く。
Q.結婚に何を期待していますか?
付き合っている中ではとても好感を持てたし、今のようなかみ合わないということも感じる事はなかった。
そのため、特に迷う事柄もなく、ひかれる部分も(優しい・好みも似ている・考え方も似ている)等、良い部分が沢山感じられていたように思う。
ぶつかっても今ほどにミゾも出来ていなかった気がする。互いを思う気持ちも伝わっていた気もする。
Q.どうしてこの人と結婚を決めたのですか?
家族・家庭というものは、とても素晴らしい場所だということを、子ども(1歳6ヶ月)にも思ってもらえる様なあたたかな夫婦・家族をつくっていきたい
Q.愛し合うってどういうことでしょう?
夫婦の場合ならいつまでもお互いに思いやり、尊敬出来合い、いつまでも男と女である部分も忘れない二人でいること。(スキンシップもすごく大切だと思っている。今でもそう思うし、私は以前からそういった感覚を持っているが、夫は違う)
Q.どうすれば幸せになれるのでしょう?
もっともっと二人で良い方向に向かえるように、気持ち・考えなどを伝え合える関係をつくる。 お互いに理解する気持ちを持ち、互いに変わらなければ良くならないかも。もっともっと話をしなければつながらない。 スキンシップもなく、心も体も離れているように思い始めている 「付き合っていた当時は、とても好感を持てたし、今のようなかみ合わないということも感じる事はなかった。」 Yさんはこのように書いていただいた一方、夫のKさんのペンは止まってしまう。 もちろん”仕方なくここにきた”という状態であるため、Yさんと違って突然書けと言われても大変なのは当然です。 そこでKさん・Yさんに、このピリアロハカウンセリングにおける次の3つの前提、
- 発言内容は相手を攻撃するものではなく、お互いを良くするためにある:本人や第三者(私)がいる前ではなかなか言えないこともありますが、この場でそれぞれ両者にとって良い状態になれるように、現在の状況について可能な限り本音で出してもらい、その内容は相手を攻撃しようとするものではないということ
- 内容に非があっても受け入れ両者で改善へ:仮に話し合っていくことでどちらかの考えに間違いがあったとしても、それは人間なので失敗することもあり、責められるべきことではなく、まずは改善へ向かうために、客観的に考察し、今後のために役立てるということ
- この場で決めたことを実際に行なうかは自由:このカウンセリングが終わり、2人の生活にどのように反映されるかを見てどうされるか、決断を下されるのは自由で、この場はお2人だけではしにくいズレの解消につなげる場であるということ
を理解していただいたことで、Kさんからは書きだすのではなく口頭でヒアリングを行う。 そして、
- 妻Yさんに対して
- 現在の状態に関して
下記のように話して頂く。
- 出会った当初、Yさんの明るさに惹かれる。
- 今はなかなか会話したりする時間は持っていない(この日も18日振りの再会)
- 憎しみあったり、ののしり合ったりする喧嘩を子どもの前でもしてしまう。
- 口が達者で会話をしたくなくなる
- 日頃から家の中で緊張してリラックスできない
- 何か言うと文句言われるので言葉を選ぶ
- 自分は自分なりにすごく気を遣っている
- 自分を否定・非難されるのはいいが、実家や親をも批判されるのは許せない
- 離婚も考えはじめている
とのことだった。
このようにお2人から頂いた内容から、様々な質問をさせて頂き、すれ違ってしまっている箇所を見つけて、次のステップで掘り下げていきます。
ステップ2−1.過去〜現在までにすれ違ってしまった会話や行動などの翻訳を中立的に行ないます。
私の元へお越しいただく前にも、両者なりにお互いが何度も歩み寄れたらと頑張ってきたのも伺えるが、うまくいかず、2人とも疲れきってしまったとのこと。
もちろんそれだけにピリアロハカウンセリングに2人でお越し頂いているわけで、そのためにこのステップでは、すれ違った会話や行動の翻訳を中立的に行います。
そして時間は限られていますので、特に夫婦2人だけでは話しにくかったり、気が付きにくい点を取り上げます。
今回、ステップ1で出してもらった中で、2人の間で翻訳を行い、早急にズレを緩和・解消する必要があると考えたのは、
- 子ども(子育て)への考え方の違い
- 夫のKさんは飲みに行くようなことを伝えるのもオドオドしてしまっている
- 妻のYさんはスキンシップがほしいと思う反面Kさんは仕事で疲れている
という3点でした。
これらのズレの解消は、性別の違い、子どもたちの視点等、中立的に様々な角度からお話することで、理解をして頂くことにつながります。
今回、その話の中でズレの解消から歩み寄るために、主に下記の箇所の理解に努めて頂いた。
- Yさんは、「 夫のKさんが子ども可愛いと言いながら帰ってこないという神経が私にはわからない」と思われている。しかしそれはYさんが考える『可愛がる』ということが必ずしも他者(男性)にはあてはまらないことを理解してもらう。ただその一方で、Kさんには女性側(Yさん)の考え方も理解してもらう。
- 妻のYさんは歩み寄りたくて対話をしたかった。一方、夫のKさんはYさんに対して何かを伝えるだけでもオドオドしてしまっていたり、生活をしている中でも、機嫌が悪そうだと「俺また何かやったっけな?何したっけな?」と飲みにいくことを伝えるのも不安に思うようになってしまっていた。このように対話をまともに出来る状態になかったが、お互いの考えがわかったことで、今後は2人で改善していくという結論に至った。
- Yさんが話すスキンシップは必ずしもSEXをしたいというわけではなく、ただ一緒に寝るということでも、子育てで疲れている中で、安心感が満たされることをKさんに理解してもらう。しかし、夫のKさんは仕事で疲れていて離れて寝ていたものの、一切スキンシップをとりたくないということではなかった。
この3点において中立的な翻訳を行っていったことで、お互いがお互いの意見にも一理あることを納得される。
特に、スキンシップという2人だけではなかなか話しにくい内容において、それぞれの考え方があり、きちんと相手に伝えられたことで、「両者において譲歩できる点を見いだせたことは別の事を話し合うことにもつながり大きかった」と後日ご報告を頂くほどであった。
そしてこのステップの翻訳から、次のステップに入る。
ステップ2−2.その翻訳から問題が発生するパターンを見極めて、対策方法を一緒に考えます
2人は歩み寄ろうとはしていたが、コミュニケーションの取り方から、ストレスや不安が生じ、問題となってしまっていた。
言い方を変えれば、浮気や不倫で気持ちが離れているわけではなく、コミュニケーションの取り方を改善しさえすれば、十分改善することはできるということであった。(※浮気や不倫でもコミュニケーションの改善から、よりを戻せる場合もあります)
そこでまずは2人に夫婦生活の前提として、
『2人の考えは日々変わり、ズレが生じやすいため、今回のような対話を継続的に行なう必要がある』
ということを理解して頂いた上で、Kさん、Yさん夫婦にとって、より良いパートナーシップを得るために、ステップ2−2の内容から下記3つの点を留意してもらい、コミュニケーションの取り方を変えてみることを提案する。
(ここでは長くなってしまうため、なぜこのような3点になったのかを割愛しています。)
- 相手の景色から見ること
- 言葉の定義の確認
- 子はかすがいではないということ(後述します)
以上の3点の説明から、
『夫婦は一心同体ではなく、二心異体であり、違う事をどこまで楽しめるか、受け止めれるか、許せるかが大切で、自分tお同じものとしてみているからイライラしたり、悲しくなったりする』
ということを知ってもらう。
経験したことがなく、慣れていないため、最初こそ大変だが、この3点を留意して継続的にコミュニケーションをとり、良いパートナーシップを作っていくためには、価値観の違う者同士がパートナーになり、どういう価値観を2人で作っていくのが大切であることをお伝えする。
カウンセリング後の状況
後日、上記のようにカウンセリングが終了した後、Yさん(妻)にメールを頂きました。
許可を頂きまして以下に掲載させて頂いております。
『Kさん・Yさんご夫婦が、当初の状態からどのように変わられたのか』
をぜひ参考にして頂けたらと思います。
先日は お忙しい中 心に響く有難いメールを頂き 感謝しております。昨晩 夫が帰宅するなり、「色々悪かった。もう一度、ちゃんとやり直したい」「これからは自分の気持ちを伝える様にして行く」「暴力的な事もしない様に気を付ける」という内容の言葉を言ってくれました。私も「あなたが そう言う考えをしてくれているなら 改めて やり直したい」という思いを伝えました。●●(1歳6ヶ月のお子さんの名前が入ります) が歪んだ大人にならない為にも、夫婦が仲良く温かい家庭を作って行こうね。と話をしました。●月●日 は私達の結婚記念日でしたが あんな状態の中過ぎてしまいました。その事も夫の方から「結婚記念日だったのにね…。」 と 言ってくれました。結婚記念日だった事を覚えていてくれただけでとても嬉しかったです。昨夜は何ヶ月ぶりに三人で一緒のベッドに寝ました。夫との無言の18日間、私は息子と二人の生活の中、ずっと緊張状態にありました。別居や離婚の選択も真剣に考え、母子家庭になった場合のイメージも沢山しました。自分自身、初めての感情や感覚に本当に心も体も疲労していた気がします。でも息子がいてくれたから、気持ちを強く持つ事が出来ました。今回 リサコさんのもとを訪れた事で、私達家族は繋がる事が出来たんだと心から思っています。私達家族が救われました。私達夫婦に数々の貴重な教えを 本当に有難うございました。リサコさんへの感謝の気持ちを思いながらのこのメール 涙が溢れるばかりです。これからの人生 、また何か迷ったり悩んだりした時には 、リサコさんのもとへ相談に行かせてもらいますね。リサコさん 本当に本当に有難うございました。 |
このように私にとっても大変嬉しいメールを頂きまして、
「全国には、同じように夫婦関係に悩まれていてもカウンセリングになかなか一歩を踏み出せない方々がいらっしゃる。このメールを是非そのような方々の参考にさせて頂けたらと、メール掲載にご協力頂きたい」
とお願いさせて頂いたところ、以下のようなお返事を頂きました。
梅雨も本番ですね。●●(1歳6ヶ月のお子さんの名前が入ります)は 毎日元気いっぱい家の中をノンストップで動きまくっています。犬にちょっかい出したり、イタズラし放題…(~_~;)まったく子供のパワーって 凄いですねぇ~ 。火曜日の夜を境に 我が家にも再び明るい食卓、笑顔、会話が戻りました。私の朝の目覚めもようやくほんわかしたモノになりました。私が夫の目をみつめながら、穏やかな笑顔で話しをしたのは、本当に久しぶりの事でしたし互いに目を合わせる事が、何だかくすぐったい感じさえしていますよ。とても温かな空気を感じています。昨夜は ●●(お子さんの名前)を寝かしつけ、二人きりで少しお酒を飲みながら夜更かし。懐かしい夫の腕の中で眠りました。先程の件ですが…。(声の掲載について)リサコさんのお役に立てる様でしたら 私も嬉しいです。もちろん使って下さい。私の様な悩みを抱えている女性に勇気を出してリサコさんのもとを訪れてほしい。どんな結果になろうとも、未来に向けて必ずより良い選択が出来ると思うから。リサコさんから教えて頂いた沢山の貴重な事柄は 私の胸に刻まれました。きっと主人も同じ様に思っているのではないでしょうか。また喧嘩もするでしょうが これからは互いにひと呼吸。冷静に話し合いが出来る気がしています。リサコさんに感謝の気持ちでいっぱいです。本当に有難うございました。 |
このメールを頂きまして、感謝すると同時に、お2人が、この経験から大きな成長を遂げられ、今後も様々な問題が起きても2人で乗り越えていかれるように思えました。
夫のKさんがが「離婚を考えている・・」と話していても、翻訳を行い、コミュニケーションのズレを見直すことで、関係性を改善することは可能です。
今回のカウンセリングのプロセスだけでも、自身の枠組みだけで物事を判断していたことを痛感されていることがわかり、それが普段の会話でも『待てる余裕』や『受け入れる余裕』ができたのではないかと思います。
そしてその後は、YさんやKさんのように、
「私にも間違いがあるかもしれない」
と柔軟に対話ができるようになり、
よいパートナーシップが構築できるようになっていきます。
ただ、2人だけだとその枠から抜け出すことも容易ではありません。
だからこそ第3者が必要でカウンセリングを活用して頂けたらと思います。
長い事例となってしまいましたが、これをお読みいただいたあなたが、良いパートナーシップを築くための参考になれば幸いです。
もし同じように夫婦関係でお悩みでしたら、個人、夫婦一緒にでもカウンセリングを活用して頂けたらと思います。