夫が更年期かも…こっちまでイライラ!ストレス!妻にできる対処法は?【夫婦再構築Q&A】

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こんにちは
ピリアロハカウンセリングの緒方リサコです。

今日のご質問は52歳、女性の方からです。

この方はもう結婚27年目です。

ご質問を読ませていただきます。

40代くらいまでは穏やかで優しい夫でしたが、50歳を過ぎてからすぐ怒ったり、口調が強くなったりすることが増えました。

更年期なのではと思っていますが、本人は「違う」の一点張りで病院に行く気配はありません。

イライラしている夫と一緒にいると、私までストレスを感じるので、どうにかしたいのですが何かできることはあるのでしょうか?

というご質問です。

今は女性だけではなく、男性の方々も更年期ということをよく言われてはきています。

ですので、更年期かもしれませんが、とは言っても、やはり男性が50代になられていくことで、この代々木(カウンセリングルーム)の方に、いらっしゃる方々のお話を伺っていても、やはり男性は男性としてとてもストレスやプレッシャーがかかってくる世代になっていかれているようです。

例えば、「あと十何年で自分は定年を迎えるのかな」とか「定年後、今後どうしていこうか」とか「仕事がなくなることは自分の人生がどうなっていくかな」「再就職をどうしていこうか」などなど、やはり男性としても家族を守っていこう、だからこそというところからのストレスがおありだったりもするのかなっていうふうには感じます。

ですので、イライラ=更年期=病気=病院っていう方程式のようではなく、そもそもお優しくて穏やかでいらした方だからこそ、ご主人の立場になってみられるのもいいのかなっていうふうに思います。

「何かあったの?」「いつも優しいあなたがなんだか最近イライラしてとても心配なんだけど」「もし私にできることがあったら何でも言ってね」って一言伝えていかれるだけでも随分違うんじゃないかなと思います。

ただ、真面目で責任感の強い男性たちは「いや、俺のことだから関係ないから放っておいて」とかということもあるかと思います。

そのときは「分かった、じゃあ放っておくね」「でも何かあったら言ってね」っていうふうに言われて、そしてご自身もご自分の楽しいこと、ワクワクすることを何か勤しまれるとか、そういうものを探していかれるということをされていかれるといいのかなっていうふうに思います。

ですので、ご主人の立場に立って一回お話をされ、そしてご自分も楽しいことを見つけていただけたらいいなっていうふうに思います。

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ABOUT US
夫婦カウンセラー緒方リサコ
47歳のときに22年間の結婚生活にピリオドを打ち、子連れ離婚する。熟年・調停離婚になったことから息子の心理状態に影響し、親子関係が悪化。これを機に、アドラー心理学(親子関係・家族関係)、発達心理学(主に児童・青年心理学)を学び実践をスタート、息子との関係を改善させる。その後、カウンセリングを始め、さらにパートナーシップについての独学を続ける。 離婚から5年後の52歳で、新しいパートナーとステップファミリーとなることでの日々の充実や成長を経験し、パートナーシップの大切さを自分自身でも強く実感する。長く幸せなパートナーシップを築くためのサポートができたらとピリアロハカウンセリングを設立。現在は東京代々木のカウンセリングルームを中心に活動。