出産後、夫婦関係が悪くなるって聞いて不安に…産後も仲良し夫婦でいるために今できることは?【夫婦再構築Q&A】

出産後、夫婦関係が悪くなるって聞いて不安に…産後も仲良し夫婦でいるために今できることは?【夫婦再構築Q&A】

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こんにちは
ピリアロハカウンセリングの緒方リサコです。

今日のご質問は34歳女性、結婚4年目の方からのご質問です。

現在、妊娠中なのですが、出産後夫婦仲が悪くなるということをよく聞きます。

出産後も夫婦仲良くいるためには、どのようなことに気をつければいいでしょうか?

というお問い合わせです。

確かに産後クライシスという言葉もあるように、出産後に仲良かったお二人の関係性が崩れてしまうということはよく見聞きすることでもあるかなと思います。

ただ、そうは言っても、別に出産後仲が悪くなるというか、状態が変わっていく・状況に大きな変化があるので、それはそれである意味当然のことでもある。

それがクライシス・危機状態になるか・ならないかということは、どうしてなのかなってことに関してお伝えしていけたらと思います。

まず、今お二人の関係はどうなのかなって率直に思いました。

特に問題なくいられているのに、もしそういう情報を耳にするから不安でいらっしゃるのでしたら、これからお子様を持たれた後、もっともっと色々な情報がありふれている環境にご自分の身を置かれることになると思います。

本当にありふれた中からどれがいいのかとなると迷ってしまわれるかと思うので、今お二人で話し合いが出来ていられる関係でいらっしゃるのであれば、より一層、今後生まれてきたお子さんを「どんなふうに育ててく」「どんなふうな時間を持とうか」「自分の子供の時にはこんなことが良かったけど、こんなことは嫌だったなって感じたのよね」ってことをお互いにシェアしあって、「だからこそ子供にはどうしていく?」っていうように、今からお子様出産後の3人の光景のことをあるが如くにして話していかれるとワクワク・ウキウキされますし、反対にまだ見ぬお腹のお子様への愛しさが夫・父親だとしても、体感が日々ない中、持てることになるかなと思います。

それが描いていることによって一回シミュレーションをしていくことにもなるので、「こんな時どうする?」ってことをちゃんとリスクヘッジではないですけれども、大変なことも話していくことで、数ヶ月後にそれが起きたとしても、「やっぱり話し合いしてたことが起きたよね」「でも、あの時ああ言うふうに話し合ってたから、こうしていきましょうよね」っていうように、いきなり突然起きたことではなく、「それが起きるって前から知ってたよ」っていうところからの状態で接していくことができるので、ぜひぜひ今から出産後のお子様がいらっしゃる状況をどうしていくかということを話し合っていただけたらいいなと思います。

でも、もし既に今何かご夫婦だけなんだけれども、不安がある・うまく話し合いができないということが起きていられるような関係でいらっしゃるのでしたらば、お子様のいらっしゃらないうちに、今のうちにしっかりとその問題点をクリアにしておく、それがとても大事なんじゃないかなと思います。

起きてないことを心配するよりも今後どうしていきたいかということを二人で話し合って、そのことによって「ふたりの子供」という夫婦としてもご両親としても結束感を強めていかれるこの時期を活用していただけたらいいなと思います。

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ABOUT US
夫婦カウンセラー緒方リサコ
47歳のときに22年間の結婚生活にピリオドを打ち、子連れ離婚する。熟年・調停離婚になったことから息子の心理状態に影響し、親子関係が悪化。これを機に、アドラー心理学(親子関係・家族関係)、発達心理学(主に児童・青年心理学)を学び実践をスタート、息子との関係を改善させる。その後、カウンセリングを始め、さらにパートナーシップについての独学を続ける。 離婚から5年後の52歳で、新しいパートナーとステップファミリーとなることでの日々の充実や成長を経験し、パートナーシップの大切さを自分自身でも強く実感する。長く幸せなパートナーシップを築くためのサポートができたらとピリアロハカウンセリングを設立。現在は東京代々木のカウンセリングルームを中心に活動。