パートナー以外に好きな人ができてしまった。どうしたらいい?【夫婦再構築Q&A】

パートナー以外に好きな人ができてしまった。どうしたらいい?【夫婦関係改善Q&A】

動画書き起こし

こんにちは
ピリアロハカウンセリングの緒方リサコです。

本日のご質問です。

パートナー以外に好きな人ができてしまいました。

どうしたら良いでしょう?

というご質問です。

この方はパートナー以外にというふうにお書きくださっているので、このご質問をくださった方は男性・女性どちらにでも当てはまるかなと思いますので、その観点からお話しさせていただこうと思います。

まず、この方、本当に「パートナー以外に(好きな人が)できてしまった。どうしましょう?」と、この時点で一回立ち止まろうとされていることに、すごくご自分へそしてお相手の・パートナーの方への誠実さを感じます。

一般的には、そうなってしまうとどうしても感情がすごく動き出し高ぶるので、ついついそういうことを考えずに走ってしまう方のほうが多いなか、そこを一回自分の気持ちに向き合い、どうしようと思われていることに、ある意味頭が下がる思いです。

その場合、今度、男性と女性、それぞれパートナーってところになりますけれども。

男性がこのご質問をされる場合、どんなところに好きになってしまった方によって自分のニーズが満たされるかということを男性・女性の立場から考えていきたいと思います。

このピリアロハ(カウンセリング)にもそのような方が大勢いらっしゃいます。

その中で男性方がおっしゃることの多いのが、何しろ日々と違うので、文句を言われずに、ただただ自分のことを慕ってくれることの喜び。

そして、お仕事仲間でいる方にそういう好意を抱いてしまった場合は、同じプロジェクトを通してお互いに成長し合えているという、その喜びということが男性の方々には多いかなという気がします。

女性の場合は、自分を本当に女性として見ていただけるから。

あとは妻でも親でもなく、一人の人として大事に扱っていただけるから。

もちろん、女性も今働いている方も多くいらっしゃるので、先ほどの男性と同じように、同じ目的に向かって共に同志として成長しあえていることの喜びからという方も中にはいらっしゃいます。

そのように、好きな人ができてしまったことによる自分の満たしているニーズは、男性・女性、このようなことがあるなという気がします。

その中で 立ち止まって考えていただきたいのは、今そのことって、今現存の自分のご夫婦関係の中からの逃避になっていないかということです。

いろんなことが毎日起きます。

なのでそれがちょっと嫌になっちゃったり「あーあ」と思うことがあるからこそ、その違うことがすごくより一層キラキラに見えたり、より美しいものとして見てしまいがちなことってあるかと思います。

なので、そのことが日々の生活の夫婦関係の中・夫婦生活の中からの逃避になっていないかを1度立ち止まってお考えいただけるといいなと思います。

そしてその中で、ではこれからどうしていけばいいか、まず出来ることしてということにおいては、やはり感情と気持ちが今すごく上回っていることなので、ちょっと冷静に見ていくことも必要かなと思います。

そういう意味において、まず自分が今ちょっと気になる方、好きになる方と同じような意識を持って、丁寧にパートナーとコミュニケーションをとっているかどうか?というところを見ていただけたらいいなということ。

そして、やはり自分のことなので、いろいろと自分の中で考えていくと堂々めぐりしてしまうこともあるかと思います。

もしお近くにお友達とか出会って、中立に、そしてきちんと自分のことを思ってくださるからこそ、フィードバックをくださるような方がいらっしゃる場合は、その方にお話をされてみて、ご自分が自分の内面のことを話すことによって、ご自分も整理され、またフィードバックをくださる方がいらっしゃれば、それも少し整理につながるのかなと思います。

ただ、ここで気をつけていただきたいなと思うのは、お話する相手が違ってしまうと「いいじゃないいいじゃない、そんなの今どき普通よ、不倫しちゃえば」だとか、あと、「なんでそんなことするの?」っていうふうにジャッジされたりとかということも起きないとも限らないので、そこはお相手を冷静にお選びいただけるといいなと思います。

でも、自分にはそういうことを話す相手とか、中立的にフィードバックをくれる人ってあんまりいないかなって思われる方は、今起きている自分のことをスクリーンに映し出す感じで、そこに投影して見ていただけるのはいいのではないかと思います。

そして、自分がこちらにいる視聴者として、そのドラマなり映画を見ているとしたら、そこにいる主人公、自分を投影している主人公に対して、どう自分は思い・感じ・考え、そして言ってあげたいと思うか。

それが結果的に自分に対してと同じことなので、そのようにしていただきながら、今起きていることに一回立ち止まり、少し冷静になって、いろんな観点から考えていただき、そして今後のことをご自分の中で冷静に判断いただければいいなって思います。

ご意見・ご感想をお寄せください

ご意見・ご感想や、今後聞いてみたいこと、気になるテーマなど、下のコメント欄に自由にお寄せください。

0 コメント
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る
ABOUT US
夫婦カウンセラー緒方リサコ
47歳のときに22年間の結婚生活にピリオドを打ち、子連れ離婚する。熟年・調停離婚になったことから息子の心理状態に影響し、親子関係が悪化。これを機に、アドラー心理学(親子関係・家族関係)、発達心理学(主に児童・青年心理学)を学び実践をスタート、息子との関係を改善させる。その後、カウンセリングを始め、さらにパートナーシップについての独学を続ける。 離婚から5年後の52歳で、新しいパートナーとステップファミリーとなることでの日々の充実や成長を経験し、パートナーシップの大切さを自分自身でも強く実感する。長く幸せなパートナーシップを築くためのサポートができたらとピリアロハカウンセリングを設立。現在は東京代々木のカウンセリングルームを中心に活動。