夫がモラハラ?!怒鳴り声を聞くと何も言えなくなってしまう…【夫婦再構築Q&A】

夫がモラハラ?! 怒鳴り声を聞くと何も言えなくなってしまう… 【夫婦再構築Q&A】

動画書き起こし

こんにちは
ピリアロハカウンセリングの緒方リサコです。

今日のご質問は、女性の方からです。

夫のモラハラに病んでいます、夫の怒鳴り声を聞くと怖くて何も言えなくなります。

という方のご質問に対し、ご一緒に考えていきたいと思います。

夫の怒鳴り声を聞くと怖くなるというところから考えられることが2つあります。

まず1つ目、本当に夫の怒鳴り声が怖いということにおいて、夫だけではなく男性に対しての大きな声・怒鳴り声ということが、ご自分のトラウマも含め、過去に何か出来事があり、そこにフラッシュバックしてしまう。

だから、そのことをきっかけに、いろんな過去の思い出も一緒になって怖くなるという体験が起きていられることが考えられます。

それは本当にどんなにか怖くて・辛くて・恐ろしいとさえ感じられているのではないかと思います。

あともう一つは、怒鳴り声を聞くと怖くなる、そして何も言えなくなるということなので、もしかしたらご主人が怒鳴り声を発しられない限りはんてことはなく話されていて、結果的にご主人が怒鳴り声を出すというところまで一方的に、いわゆる女性側の方が・妻側の方が袋小路に押し込むようなことをしてしまっているからこそ、もうそれに対してどう答えていいか分からないというところで爆発して、怒鳴り声として反応してしまわれているご主人がいるということも考えられます。

ですので、その結果何も言えなくなるということは、もしかしたら、そもそもがお互いにいい状態でコミュニケーションをとり合っているということが、どうだったのかな、ということも考えられるのではないかなと思います。

あるときは一方的に妻側が・女性側が言っていて、そして「うんうん」って言うときはいいんですけれども、その「うんうん」が我慢できない、自動反応か自分のところに当たってしまったときに、ゆとりがないときも、ご主人だっておありでしょうから、その時にポンと大きな声で怒鳴ってしまうということにおいて、今度、妻側の・女性側が何も言えなくなるということも考えられるかなと思います。

ですので、こういうケースの場合、まず1つ目は、その大きな声、怒鳴り声ということにおいて、自分の過去を含め、何か怖いと思うトラウマ的な出来事があるのかどうかということを確認されてみることがまず一つ。

そして2つ目は、そもそものコミュニケーションがきちんとお互い伝え合うコミュニケーションになっているかどうか、再確認していくこと。

もしそれが なかったのであれば、これからお互いどういうふうにコミュニケーションをとっていけばいいのかな、ということを正直に伝え合って、よりよいコミュニケーションを今までのことをきっかけに作っていかれると良いのかなと思います。

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福井 若奈
1 月 前に

こんにちわ。
福井と申します。先月、夫婦関係の修復について初めて緒方先生にお会いし、話を聞いてもらい、色々とアドバイスをして頂きました。
正直、その後、自問自答していくうち、自分の気持ちがわからなくなり悩みました。

今、自分が望んでやろうとしている事が本当に自分の為なのだろうか?正解なのか?
その後、夫と話し合いの時間を持ち、私が今後、どうしていきたいか、夫に何をしてもらいたいか思いを伝え、夫の反応で私自身の気持ちを整理しよう思いました。
結果、夫も私の思いに賛同してくれ、夫が抱えている心の闇と向き合うために先生の元へ相談に行ってくれました。
その後、また二人で話し合い、次回、二人でカウンセリングを予約しました。

彼は先生とお話して心が少しスッキリしたようで少し表情が柔らかくなった気がします。
私は…まだ彼に対する信頼感、私が求める夫婦像を夫と構築できるか不安を拭えません。
二人で話し合ったときも、全て私の本音を話せば彼の気持ちが変わり、怒りに触れまた怒鳴られるのではないか…
今の状況を夫の弟に相談したことも伝えてません。夫は身内にも相談しない、できない人、知られたくない人だと思うので私が彼の家族に勝手に相談した事を知ったらまた激怒するのではないか?と不安を感じます。
二人でカウンセリングに行った時、先生に間に入ってもらい、そういった不安を一つずつ解消
していき、夫と関係修復に努力していきたいと思います。
次回のカウンセリング、よろしくお願いいたします。

ABOUT US
夫婦カウンセラー緒方リサコ
47歳のときに22年間の結婚生活にピリオドを打ち、子連れ離婚する。熟年・調停離婚になったことから息子の心理状態に影響し、親子関係が悪化。これを機に、アドラー心理学(親子関係・家族関係)、発達心理学(主に児童・青年心理学)を学び実践をスタート、息子との関係を改善させる。その後、カウンセリングを始め、さらにパートナーシップについての独学を続ける。 離婚から5年後の52歳で、新しいパートナーとステップファミリーとなることでの日々の充実や成長を経験し、パートナーシップの大切さを自分自身でも強く実感する。長く幸せなパートナーシップを築くためのサポートができたらとピリアロハカウンセリングを設立。現在は東京代々木のカウンセリングルームを中心に活動。