過去の夫の不倫…許したけど、今でも気持ちが不安定になり疑ってしまう【夫婦再構築Q&A】

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こんにちは
ピリアロハカウンセリングの緒方リサコです。

今日のご質問は

女性の方41歳、ご結婚4年目の方です。

結婚当初、夫の不倫が発覚したのですが、その時は結婚式の直後だったこともあり、離婚せず許すことにしました。

しかし、3年経った今でも、たまに気持ちが不安定になったり、疑ったりして夫に当たってしまいます。

このままではいけないと思っているのですが、どうやって気持ちを整理したらいいのでしょうか?というご質問です。

これを読ませていただいた時に、もう何はともあれ、本当にどんなにきつく辛いこの4年間でいらしたかなということを感じます。

それと同時に、結婚式直後だからって離婚せず許すって、それはどういうところから来たんだろうと、不倫というものはいつされたって傷つくことだし、悲しいことです。

それがより一層、結婚式直後って本当にどんなにか悲しくていらしたかなって。

だけれども、そこから離婚しないという選択をされた。

でも結果として辛いからこそ夫に当たってしまうこともある。

となると、辛かったのはご自分なのにも関わらず、その辛さが消えないからこそ夫に当たってしまうことによって、「いつまでそんなことやってんだよ」「だから嫌なんだよ」っていう風に、結果的に夫から自分が嫌われる行動をとってしまうことにもなりかねないってことを思うと、すごくご自分がご自分のことを大事にしないからこそ、結果的に夫からも嫌われることになっちゃうんじゃないかなっていうことを思います。

ですので、やはり一番大事なのは、気持ちを整理するということよりは、ご自分がご夫婦としてどんな夫婦になっていきたいのか、ご主人との関係でどんな状態だったらワクワクして前に向いて歩んでいきたいと思うのか、そこを具体的に描かれていることを、まずはご自分がなさって、そのことをご主人に「ねえねえ、ちょっと話したいことがあるんだけど、時間もらえる?」っていう風にして「私、考えたんだけど、こんな風にあなたとの人生を共に歩んでいきたいと思うんだけど」っていう風に正直に話されることは大事なんじゃないかなっていう風に思います。

そうでないと、常に自分が悪いから、自分が我慢すればいいからっていうことの結果として、塵も積もっていくものがバーンと出たことによって、望まれる状態とは反対のことになってしまうっていう風に感じています。

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ABOUT US
夫婦カウンセラー緒方リサコ
47歳のときに22年間の結婚生活にピリオドを打ち、子連れ離婚する。熟年・調停離婚になったことから息子の心理状態に影響し、親子関係が悪化。これを機に、アドラー心理学(親子関係・家族関係)、発達心理学(主に児童・青年心理学)を学び実践をスタート、息子との関係を改善させる。その後、カウンセリングを始め、さらにパートナーシップについての独学を続ける。 離婚から5年後の52歳で、新しいパートナーとステップファミリーとなることでの日々の充実や成長を経験し、パートナーシップの大切さを自分自身でも強く実感する。長く幸せなパートナーシップを築くためのサポートができたらとピリアロハカウンセリングを設立。現在は東京代々木のカウンセリングルームを中心に活動。