結婚相談所で出会った夫婦が抱えやすいコミュニケーションの問題【夫婦関係改善Q&A】

結婚相談所で出会った夫婦が抱えやすいコミュニケーションの問題【夫婦関係改善Q&A】

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こんにちは
ピリアロハカウンセリングの緒方リサコです。

今回のご質問は、

「結婚相談所で結婚しました。ですが、なかなかコミュニケーションが上手くとれません。どうしたらいいでしょう?」

というご質問です。

このご質問に対して、私のお考えを先ず伝えさせていただくと、気持ちが伝わる会話を増やしていきましょう、ということになります。

気持ちが伝わる会話ってどんなことなのか、ということをご一緒に考えていきたいと思います。

まず結婚相談所で結婚されたということは、気持ちも入っていながらも、それよりもこの制約がある中、結婚ということをひとつしていくためにいろいろなことの事務的・段取りを話されてきて結婚というところに今いらっしゃると思います。

そして結婚されたからこそ、いろんなことをお互いに作り上げていく中で気持ちというものもより一層溢れるようになってきて、その気持ちが相手に伝わるような伝え方を結婚前にあんまりすることがなかったので、どうやっていったらいいのかなということが起きているかと思います。

気持ちが伝わる会話を増やしていくというと、日本語では皆様確かに「そうだよな」「気持ちが伝わるといいよな」って思われるかもしれません。

ですけれども、ここでまず自分の気持ちがお相手に伝わるように伝えていくというときに、気持ちがまず分からないということも今増えているような気がします。

そもそも、男性と女性というところで分けていきますと、男性の方のほうがロジックに・理論的に・論理的にということも多いので、感情というものをそもそも日々はそんなにコミュニケーションの中に取り入れることなく会話をされている方も多いのかなと思います。

同時に女性たちも男性と同様に頑張ってキャリアを積まれているので、女性だからって感情・自分の気持ちにすぐリンクして「私、今こういう気持ちなんだ」ということが表現できるっていう方も少なくなってきているようにも感じます。

なので、気持ちが伝わる会話を増やすということが言葉では分かっていても、さてどうするんだろう、ということにはなるかと思います。

ちょっとここで自分のお話をさせていただきます。

私は22年間で結婚生活を終えました。

その中で20年、ほぼ本当にケンカはありません。

幸せで、すごくお互いが分かり合ってるなって思っていました。

ですが、今皆様にお伝えしたような、自分の気持ちが相手に伝わるような会話をしてきたかっていうとしていませんでした。

なのでそれをしたい、しなきゃもうするときなんだと思った20年経った時にはどうやっていいか分からなくて、お互いが感情的になってしまいました。

なので、気持ちが伝わるコミュニケーション・会話を増やすということと、感情的になるということは似て非なるものですので、そこの棲み分けもしていただけたらと思います。

結果、感情的になった私たちは2年間、感情的なやり取りをして結果的には離婚という選択をしてしまいましたので、今結婚された早々の中でそうやってお気付きの方たちは、ぜひ今から気持ちがお相手に伝わる会話を増やすことを意識していただけたらと思います。

その中で、テーマとしては課題というか、こういうところをもうちょっと、やってたらいいのかなというのは2つあります。

先ほども申し上げたように、自分の気持ちを自分が知っていくこと。

だからこそ、それを伝えられるということ。

それからもう一つ、お相手がお話をされている時に、お相手の気持ちを受け取ることができることによって、お相手がもっとお相手の気持ちを伝えたいなっていうふうに思われるからこそ、会話が増えていくということもあるかと思います。

なので聞く側の時は、お相手が何かおっしゃった時にまずは受け止める。

「そうなんだ」「だよね」「そっか」という言葉を一番初めに伝えたり、もしくはきちんと最後まで聞く

ということをされていくことで、結果的にお互いの感情が伝わり合う、より良い会話が増えていくことに繋がるのではないかというふうに思います。

是非、この点を意識してなさっていただければと思いますし、よりコミュニケーションということにおいては、色々な方法があります。

傾聴のしかた、自分のことをアイメッセージという方法で伝えていく。

それは(ピリアロハ)公式LINEやブログの方でもお伝えはしていますので、ご参考にお時間のある時にご覧いただけたらなって思います。

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ABOUT US
夫婦カウンセラー緒方リサコ
47歳のときに22年間の結婚生活にピリオドを打ち、子連れ離婚する。熟年・調停離婚になったことから息子の心理状態に影響し、親子関係が悪化。これを機に、アドラー心理学(親子関係・家族関係)、発達心理学(主に児童・青年心理学)を学び実践をスタート、息子との関係を改善させる。その後、カウンセリングを始め、さらにパートナーシップについての独学を続ける。 離婚から5年後の52歳で、新しいパートナーとステップファミリーとなることでの日々の充実や成長を経験し、パートナーシップの大切さを自分自身でも強く実感する。長く幸せなパートナーシップを築くためのサポートができたらとピリアロハカウンセリングを設立。現在は東京代々木のカウンセリングルームを中心に活動。