浮気が発覚。「好きな人ができて離婚したい」と言われた【夫婦関係改善Q&A】

浮気が発覚。「好きな人ができて離婚したい」と言われた

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こんにちは
ピリアロハカウンセリングの緒方リサコです。

さて、今回のテーマは…

パートナーからいきなり『好きな人ができて離婚したい』というふうに言われたんですけれど…

というご相談内容から夫婦関係改善のコミュニケーションについて考えていければと思います。

夫から、もしくは妻から
「突然離婚を言い渡された」
「好きな人ができていた」
というご相談を結構な割合でいただきます。

もし、ご自分がパートナーからそんなことをいきなり言われたとしたらどんなふうに思われるでしょう?
そして、どんなふうにしていこうって思うことが起きそうでしょうか?

自分の事だとすると感情がわぁーって出てしまうので、中々客観的には考えにくいかも知れませんけれどもお仲間とか、お友達がご相談としてみえたとしたらどんな風に返していかれることになりそうでしょうか?

一般的には
「そんな人別れちゃいなさいよ!」
「あなたも好きな人作ってしまえば?」
「もう徹底的に、探偵つけて慰謝料請求していけばいいのよ!」
いろんな意見があるかと思います。

もしくは、絶対意地でも離婚はしない!っていうこともあるでしょう。

「わかった。離婚はしないけど、別居はしていいよ。好きなようにすれば?私も(僕も)好きなようにするからね」
というように、やはり信頼していたと思っていた人からいきなり違う人が好きだと言われたことに対しての感情の揺れ幅は半端ないと思うのでそういうことが起きるのかなと思います。

あなたはどんなふうに思われ、もし自分にそんなことが起きたとしたらどんなふうに反応していくか…
そこを少し書いてごらんになったりご自分の中でどんなふうに言うかなっていう事をお考え下さるといいなと思います。

夫婦カウンセラー緒方の回答

では、私がどんなふうにそういったご相談の方々にお伝えしているかっていう事を2つ述べさせていただきます。

まずひとつめには、黙って浮気や不倫をし続けていた訳ではないという事に於いては、若干、誠実さ・正直さはまだ残っているのかなって気もします。

なのでそれを、正直に打ち明けてくれたことに対しては後から「何かおかしいな?」って思って気づくより(衝撃的なのでショックは大きいんですけれども)早めに言ってくれたことは傷が少ない事もあるかと思うので、まずはその事実をきちんと受け止めていただけるといいかなと思います。

とは言え、びっくりしているので直ぐに穏やかに話すっていう事はできにくいかなって思います。

次にお伝えしたいのがやはり原因と結果の法則ではないんですけれども、

そもそもご自分たちが結婚されるときに

  • どういう夫婦になっていこう
  • どういう関係性を作っていこうね

という共通の認識/ビジョンとか人生山あり谷ありという中で、全然違う二人が一緒に生活していく中で例えば、同じ「山」を目指すことを、「あの山に登ろうね」という共通の山を決めていたかどうか?っていうのをちょっと思い出していただけるといいかなぁって思います。

もし、そういった話ができていたのに、お相手が急に好きな人ができてしまったっていうことは約束を守らなかったっていう事実にはなるので、だとしたらそこにもう信頼を持つことはできにくいかなって思います。

なので、その信頼を持てない人と、自分は今後どうして行こうと思うのか。

っていう、お相手から事実を伝えられたからこそ自分の正直な気持ちをお考えになられるといいんじゃないかなって思います。

あと、もしくはその「山」を「二人であの山の頂を目指そうね」っていう事(約束)を決めていないのであれば
それ(浮気や不倫)が、逃避…たまたま何かの理由で嫌になっちゃったとかストレスがすごく強い時期が重なって、大事な人だからこそ心配をかけたくなくて正直に自分の気持ちを打ち明けることを阻んだ。。。

それをするとかえって心配をかけるから…と思ってやめてしまったことによって楽に気持ちが外(浮気や不倫)に向いてしまったっていうこともあるかと思います。

なので、一度やれるべきこととして、もう一回自分たちの「山」「山の頂」を目指すことができるかどうか?
夫婦としてのステップをスキップしたからこそ一回ステップを踏むっていう事ができるのであればそれをされてみることによって

やれるだけのことをやった。
その結果、失敗が成功の基になったり、やれるだけのことをやった結果、そもそも目指すところが違ってたんだね…っていうことが分かる。

っていうふうにもなるかと思うので、

ご自身が・お2人がどこの山の頂を目指すことが心地いい関係なのかっていうのをお話合いをされたうえで、どうしていこうかっていうことを選択して頂けるといいなぁって思います。

お読みいただき、ありがとうございます。

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2 コメント
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イッセイ
1 年 前に

共通の山を目指すかどうか。まさにそれが必要だなあ、と痛感します。それを意識するだけでも、日々の感じ方、行動が変わりますね。ありがとうございます。

緒方リサコ
1 年 前に
に返信  イッセイ

コメントありがとうございます。国際結婚するくらいの感覚を持ち二人の目指す山を決めていれば、ルートが違っても感じ方は全然違ってきそうですよね。

ABOUT US
夫婦カウンセラー緒方リサコ
47歳のときに22年間の結婚生活にピリオドを打ち、子連れ離婚する。熟年・調停離婚になったことから息子の心理状態に影響し、親子関係が悪化。これを機に、アドラー心理学(親子関係・家族関係)、発達心理学(主に児童・青年心理学)を学び実践をスタート、息子との関係を改善させる。その後、カウンセリングを始め、さらにパートナーシップについての独学を続ける。 離婚から5年後の52歳で、新しいパートナーとステップファミリーとなることでの日々の充実や成長を経験し、パートナーシップの大切さを自分自身でも強く実感する。長く幸せなパートナーシップを築くためのサポートができたらとピリアロハカウンセリングを設立。現在は東京代々木のカウンセリングルームを中心に活動。