こんにちは、夫婦カウンセラーの緒方リサコです。

今回は、Mさんの夫婦カウンセリング事例をみながら「離婚後、後悔する人と後悔しない人の違い」についてお話したいと思います。

Mさんのように「離婚はしたい、でも後悔はしたくない」という方は多いですよね。私もカウンセリングをさせて頂く以上、ご相談者様が最終的にどのような選択をしたとしても後悔だけはしてほしくない、と思っています。

では、どうしたら『後悔しない離婚(幸せになるための離婚)』ができるのでしょうか?そのヒントを次の動画でお話していますので、良かったらご覧ください。

ご相談者さまのプロフィール

Mさん(女性・42歳)
多忙な夫とのすれ違いから夫婦喧嘩が増え、いつしか家庭内別居状態に。すぐにでも離婚したいが、夫と冷静に話し合うことができない。また離婚後の経済面や子供のことについても不安を感じているという。

カウンセリング内容:「なんとかなる!」で離婚を決断してしまっても大丈夫?後悔しない?

Mさん
「元々、私は考えないところがあるんですね。“なんとかなるか”っていう性格なので。(離婚したら)まぁなんとかなるだろうって簡単に考えているところも正直あります」

カウンセラー緒方
「確かに実際行動してみたらなんとかなる事っていっぱいあるよね。
でも“なんとかなる”の先に、◯◯していきたいという目標があって、だからこそ“なんとかなる”を選ぶということなら良いと思うのよ。
Mさんが(仮に)離婚された後に、本当に幸せになって頂きたいわけよね」

Mさん
「はい、そうですよね」

カウンセラー緒方
「だとしたら、その先どういう人生を送りたいのか?それは考えておいた方が良い。そこにつながる離婚なら、(Mさんの人生にとって離婚が)プラスになるじゃない。

でも今が嫌だから離婚ってなると、子供が新しいおもちゃに飽きてもういらないっていうのと同じくらいのレベルになっちゃう。

だから『私はこういう生き方をしていく』、そのために今のこの状況をこの選択をしてそこに繋げていく(ことが大事)。
そうすることで、一見ネガティブなこともネガティブじゃなくなる。

子供のためにも、自分のためにも『やるだけのことはやった』『これ以上、自分たちの中にやれることはない』っていうぐらいのものがないと。
『もうちょっと〜していれば良かったな』というタラレバが少しでも残っちゃうと、子供に対しても申し訳なさが出てきちゃう。
だから、まだ何かできることはないか?考えてみて」

Mさん
「あ〜(あと)何ができるんでしょうかね?」

カウンセラー緒方
「もしかしたら(Mさんご夫婦の場合)お互いの思いが自分のフィルターを通して相手に伝わっていて、まっすぐ伝わっていない可能性があるのでは?」

Mさん
「そうですね、たしかに…」

カウンセラー緒方
「例えば、(さっき話されていた)ご主人が出張から帰ってきて早々にSEXを求めてきたという話。
ご主人は『やっと妻に会える。その最高の喜びの表現がSEXだ』と思っていたとしたら、それは彼の正直な愛情の表現だったという可能性もあるわけ。
でも、Mさん側としてはそんな状況ではなかったんだよね。

お互いに相手の思いやニーズを把握することなく、自分の思いを言い放っている感じがするけど、どう?似た者夫婦っていう言葉もあるので。
どうしても合わせ鏡的な感覚ってあるじゃない」

まとめ: 離婚前に『できるだけのことはやった』がキーポイントに

離婚後、後悔する人と後悔しない人の違いは、ずばり「離婚前に、できることは全てやったかどうか?」だと私は思っています。

「できるだけのことはやった」「もうこれ以上やれることはない」という状態で決めたことなら、自然と受け入れられるものです。

自分の選択に“納得”できるのですね。

逆に、感情のまま、将来的な目標を見ることなく離婚をしてしまうと「こんなはずじゃなかった…」という状況になりかねません。

ですので、今本気で離婚を考えているとしたら、一度立ち止まって「できることはすべてやったか?」「まだ何かできることはないか?」考えてみましょう。